2024/02/18 07:09

石川県の被災地でのご報告です。

こんにちは。

2月11日~14日にかけて、千葉JMATのメンバーとして、石川県の支援活動をさせて頂きました。

千葉JMATの支援場所は、2次避難場所でした。

 

実際の支援に入る前に、石川県の県庁に行き、JMATの支援者登録をしてオリエンテーションを受けました。

そこで支援の仕方や支援を行った時の報告書の提出の仕方など、細々したルールを確認し前任の奈良JMATより

2次避難場所の状況等の引継ぎを受けました。

本部会議.JPG

 

2次避難所で非難されている方は、5000人程度です。

その中で、千葉JMATが担当する加賀市は2000人弱の避難者がいる地域になります。

 

12日より加賀市の避難者支援を行う拠点でミーティングをおこないました。

ミーティングには、加賀市の保健師さんや静岡市、安城市、千葉市、松戸市から来ている保健師さんなど

たくさんの保健師さんが派遣されており、加賀市のホテル、旅館で避難している方の体調確認や困り事を把握されておりました。

千葉JMATは、そのミーティングで、発熱している人、体調が悪い人などの情報を得て、その日の活動を決め支援を行いました。

加賀市での会議.jpg

 

今回、3つの避難場所でコロナ陽性者やおられ、日に日に増えていく現状を目の当たりにしました。

→陽性者の方の同部屋の人が翌日感染していたりと、なかなかホテル、旅館での感染対策が難しく蔓延してる状況でした。

また、避難者だけでなく、観光で来ている人も同じホテル、旅館を利用しており、なかなか私達を受け入れてくれない施設もありました。

旅館に入る.jpg検査を実施.jpg

 

今後、2次避難場所も順々に閉鎖されていきます。早く避難者が本当に落ち着く場所を持つことが一番の支援になるのかと

今回の支援を通して感じました。

 

 

地震直後に被災者が身を寄せる体育館や公民館などは「1次避難所」、余震などを考慮して少し離れた大型施設などに設けているのが「1・5次避難所」、ホテルや病院、福祉施設など生活や介護の環境が整った施設は「2次避難所」と位置づけている。